油断せず!5月20日(日) 手話礼拝 メッセージ「油断せずに祈れ!」 ルカ21:29-36 それからイエスは、人々にたとえを話された。「いちじくの木や、すべての木を見な さい。木の芽が出ると、それを見て夏の近いことがわかります。そのように、これらの ことが起こるのを見たら、神の国は近いと知りなさい。 まことに、あなたがたに告げます。すべてのことが起こってしまうまでは、この時 代は過ぎ去りません。この天地は滅びます。しかし、わたしのことばは決して滅びる ことがありません。あなたがたの心が、放蕩や深酒やこの世の煩いのために沈みこん でいるところに、その日がわなのように、突然あなたがたに臨むことのないように、 よく気をつけていなさい。その日は、全地の表に住むすべての人に臨むからです。 しかし、あなたがたは、やがて起ころうとしているこれらすべてのことからのがれ 人の子の前に立つことができるように、いつも油断せずに祈っていなさい。」 最近、暗いニュースをよく耳にします。地震などの天災も、よくあります。 しかし、今まで聞いたことも無かったような、残虐な事件が相次いでいます。 親子関係や夫婦関係...虐待...死に至るほどの事件があります。 今日の聖書の箇所に目を移したいと思います。 ◎神の国は近い イエス様は、弟子達が7節で「これらのことが起こるときは、どんな前兆がありますか?」と質問しました。私が主だという者が現われ、戦争、民族間の争い、大地震、疫病、ききん、迫害...木の芽が出ると夏の近いのがわかるように、これらのことが、起こるのをみたなら、神の国が近いことを知りなさい、と言われました。確かに、今の時代、終わりの日、主の再び来られる日は、近づいているのです。 ◎気をつけていなさい。 しかし、イエス様はいつ来られるのか...と言う事については言っておられません。 その日がわなのように、突然。そう、その日は突然やって来ます。マタイ24章には盗人のように来る...とたとえてあります。あなたの心は、今何処にありますか?イエス様とともにありますか?放蕩や深酒、この世の煩いに沈み込んでいませんか?主は、必ず来られます。「気をつけていなさい。」主の来られる日が、私たちにとって、わなではなく、喜びの日となりますように。 また、私たちは「神の国が近い」ことに関して、主からゆだねられている使命があります。それは、「神の国が近づいた」ことを知らせることです。 アモス1:1で主はアモスに預言せよ。と言われましたが、それは地震の起る二年前であったと記されています。主は、さばきの前に必ず預言者を遣わされます。アモス3:7には、「まことに、神である主は、そのはかりごとをご自分のしもべ、預言者たちに示さないでは何事もなさらない。」と書かれています。ニネベの町を滅ぼそうとされたときも、ヨブを遣わされました。大水でこの世を滅ぼそうとされたときには、ノアに箱舟を作りそこに乗り込むようにと言われました。私たちは、神のことばを預かった者として、この終わりの日、人々に伝えなければなりません。「悔い改めよ。神の国が近くなった!」 ◎油断せずに祈れ! 最後に、油断せずに祈りましょう。油断という言葉は、油を絶やさず...と書きます。 私たちにとっての油は、聖霊なる神様です。つねに、聖霊に満ち溢れ、祈り続けましょう。 祈るとき、私たちは主と同じ思いになれます。霊的暗やみのような日本の中で、油を絶やすことなく祈り続けましょう。暗いことを、ただ悲観しさばくのでなく主の愛を伝えさせていただきましょう。 エゼキエル22:2に「人の子よ。あなたは、さばくのか。この流血の町をさばくのか。 それなら、これにその忌みきらうべきわざを残らず知らせ、神である主はこう仰せられる、と言え...」とあります。 祈りにより、主と同じ思いになり、罪を憎み、人を愛し、神の思いを代弁する者とならせていただきましょう。 そして、私たちも主の救いの恵からもれることのないように、しっかり油断せず祈りつづけましょう。 |